立教女学院
■訪問時期…2019年夏
■訪問者…なたね・私
■どんな催し…生徒会による学校説明会
附属小学校から上がってくる生徒もいるし、
基本的に立教大学に推薦で進むこと前提の学校という認識だったし、
お金持ちのお嬢様が集う学校のイメージだったし、
正直、ウチなどはご縁がないかな~~と思いつつ臨んだ説明会。
結果から言うと、行ってよかったです。
最初から最後まで100%生徒さん達だけの説明会でしたが、
(先生は最後の見送り以外に本当に一度も出てこなかった)
内容がよく練られていて、進行もとてもスムーズだったことに
感心しました。
■説明会開始前に「事前アンケート」で生徒に質問したいことを募り、
会の開始時に回収~即集計して、会の後半でまとめて回答してくれた。
■(制服が無い学校なので)モデルの生徒さん4名を登壇させて
春夏秋冬の代表的な服装例を具体的に示してくれた。
ちなみに通学用の服を購入するブランドTOP3は
①EASTBOY 64% ②ラルフローレン 11% ③CONOMi 8%
だそうです。やはりそれなりに洋服代はかかりそう…。
「近年はユニクロや通販サイトの服も増えてきました」とのこと。
■「部活動他紹介」の時間にハンドベルクワイヤーの演奏がありました。
今までに聴いたどの学校の演奏よりも上手だったと思います。
(ちょっと感動でうるうるしてしまった)
もちろん、多少は「ん?」と思ったこともあります。でも全然許容範囲。
むしろ、
「ええと、アナタの中には25歳イベント会社勤務の社会人が入ってるんですかー?」
と言いたくなるようなやけにこなれた仕切りっぷりを披露してくれる
生徒さんが多い学校よりも、個人的には好感をいだきました。
ちょっとしたことなのですが印象に残ったこと。
校内案内ツアーの際に、引率の生徒さんに私が質問したことについて
たまたまその生徒さんは答えを持っていなかったようで、
でも慌てずにさらっとにこやかに
「私では分からないので、ツアー終了後に先生に訊いてみていただけますか?」
と言ってくれたんです。これ何気によいなあと思いました。
いろんな学校で生徒の校内案内ツアーに参加しましたが、
こういうときに質問者を放置して
「えっと、えっと、何だっけ?」
と生徒さん同士でワタワタしたあげく何となくうやむやになる学校も多くて、
正直、その幼さに少し残念な気持ちになるんですね。
でも立女ではそれがなかった。
「世慣れすぎず、幼すぎず、等身大の理想の中高生がいる学校」
と思いました。
なたねは行く前は浮かない顔をしていましたが
説明会の後半あたりから段々興味を持ち始めたようで、
校内案内ツアーではハリーポッター的な趣きある校舎に
目がハートになってました。わかりやすい人だ。
今回はなたねが重要視する図書館や音楽室の中が見られなかったのが残念でした。
図書館、入口から少しだけのぞいた限りではすごく素敵だったなー。
(ちなみに蔵書数も約75,000冊とかなり立派な部類)
「マーガレット祭では図書委員会が古本市を開きます」
という案内を聞いたなたねから
「文化祭でまたここに来たい」
との発言が!
珍しく意欲的ではないか。是非またお邪魔してみましょう>なたね