私は毒母にはなりたくないのですが、
昨日の記事を書くまでに少し日にちがあいていたのは、
この本を読んで煮詰まっていたからでした。
あー…。
やる気なくグダグダになっているときのなたねに、
私がこの本の主人公さながらにきつくあたっている…としたら?
未来はこうなってしまう?
本気で怖くなりました。
そもそも我が家の場合、なたねは中学受験なんて望んでいなくて、
(と言うか、そんな世界があることを知らなかったと思う)
「ま、受験はした方がいいんじゃない」というのは
あくまでも親である夫と私の考えに過ぎません。
それだって何か明確な根拠がある訳ではない。
東京に住んでいると感覚が鈍ってしまいますが、
日本国民の大半の義務教育は「公立学校」で行われているし、
一切塾に通わずに公立中→公立高→国立大に進む人も
実は(特に地方には)たくさんいる訳で。
「学校の授業を聞いて教科書の内容をもれなくやれば入試は受かる」
と言う人いるじゃないですか。
あれ、賢い子は本当にそうなんですよね。
実際そういう同級生を何人か見てきました。
学区の中学校が荒れてるとか、友人関係で行き詰っているとか、
公立を回避したい理由も我が家には特に無い。
よく「公立は内申が~」という話が出ますが、
なたねは別に先生に対して反抗的でもないし、
どの科目も普通に楽しそうにやっているので、
無難な内申点くらいは取ってくるだろうと思うし…。
それなら自宅近くで学費もかからない公立中で、何がいけないんだろうか。
うーん。
ただ母が僅かに言えるのは、
「受験勉強って結構おもしろいよ」
ということかなあ。
私の昔のバイブルはこれでした。↓
驚いたのはこのマンガ、初出が1978年なんですね。
中学受験ってそんなに昔から熱い業界だったのか…。
でも多分、いま読んでも内容は殆ど古びてないです。
私は小学生時代にこれを読み込みまくり、
今でも印象深いシーンのコマ割りやセリフはそらで浮かぶほどです(笑)