きかれてもわかりません。
「ママ、単子葉植物ってなに?」
「知らん」
「ママ、諏訪湖ってどこにあるの?」
「わかりません」
「ママ、絶滅のぜつとめつってどんな字だっけ?」
「辞書を引きなさい、辞書を」
「なんで知らないのー大人なのにー」
「あのねー。知識を問われている問題をひとに訊いても意味ないじゃん。
ママが覚えてても、それがそのままなたねの頭に入る訳じゃないでしょ?」
「なたねを見てると理科社会の宿題、もたもたもたもたやってるけどさ、
悪いけど『授業をちゃんと聞いてきたなら書けるでしょ?』としか思えないんだわ」
「授業で一発でばちこーん!と覚えてくればいいじゃん。
集中して授業受けて覚えてくれば家で振り返る必要もないし、
結局それがいちばん楽じゃん。
ママいつも言ってるでしょ。
ちゃんとやるってことは、結局自分が後で楽になるってことなの。自分のためなの!」
「けちけちけーち。ママのけーちー」
「うるさーい!さっさとやんなさい!!」
「(宿題に戻って)はあ?何これ全然わかんないし。ふざけんなし」
我が家でほぼ毎晩繰り返されるやりとりです…。
他のお宅はこんな不毛な会話はしないのだろうか。
ウチはやはりレベル低すぎだろうか。
こんなんでも2年後にどこかには拾ってもらえてるのだろうか。
何だか望み薄な気がしてならない、全国公開模試の結果が出た日でした。