なたねのはてな natane2021’s diary

2021年中学受験、するのかしないのか?今ひとつ気持ちが定まらない親子ですが、4年後期から日能研に通い始めました。

鷗友学園

■訪問時期…2018年以降何度か

■訪問者…なたね・私

■どんな催し…いろいろ

 

「賢い子達がたくさんいるのに、雰囲気はほのぼのほんわか」

(「のに」というのは若干語弊があるかもですが)

私の中の鷗友のイメージです。

 

最初に訪問した学校説明会からして凄く印象的でした。

鷗友のホールはステージ奥の壁にFIX窓があるのですが、

窓の向こうには通用口に続く小道があるらしく、

説明会の間も先生や主事さんらしき人が普通にその道を歩いてるのが

丸見えだったんですよね。

多分、きっちりした学校だと「説明会の時間はこの道を通らないように」とか

指示が出るんじゃないかなと思うところです。

でも鷗友では、校長先生が今まさにお話ししているその後ろを

いろんな人が全然フツーに歩いてる。

見られてる意識もなく気抜け~な感じで、先生が!あるってる!(笑)

それを見て「なんか自然体でカワイイ学校だわー」と思ってしまい、

その印象がずっと続いています。

とにかくいつ行っても先生方や生徒さん達がニコニコ優しい。

きゃっきゃうふふって感じ。あーほのぼの。

 

オープンキャンパスの図書館スタンプラリーで

某仏像の手の向きが分からない(泣)と固まっていたなたねに

「よし!私が仏像になろう」と言ってポーズをとってくれたお姉さん。

あなたもめっちゃツボでした。

あなたのおかげで娘は無事に正解にたどりつけましたよ。ありがとうね。

 

ひとたび「好き♡」と思ってしまうと何でもよく見えるもので、

公立みたいなシンプルな校舎も好ましいし、見学等でお見かけする

他のご家庭の雰囲気(ごくごく普通のまっとうなご家庭という感じ)も好ましい。

 

小ネタとしては、鷗友は学年毎にカラーが定められており

(6色あって、卒業学年のカラーを次の新入生が引き継ぐ仕組み)

2021年入学学年のカラーは【青】になることが分かっています。

青!なたねの一番好きな色ではないですかー。

「ちょっとちょっと、これはもう運命じゃない?」

となたねに振ってもバカジャネーノ的な冷たい視線が返るのですが

めげずに「なたね、この学校どう?好き?」と訊くと

仏頂面で一言「うん」だって。

あー、これは結構意識してるな。このツンデレ娘。

 

偏差値ぜんっぜん足りてないんで、もしここがいいなら

もっとお勉強頑張りなね~>なたね

 

5年第6回 全国公開模試

前回、勉強してない割にはまあまあの成績をおさめたなたねは

「オレ天才だし!次も楽勝だし!」

と思って更に手を抜いたんですかね、あほですねえ。

一瞬で、いっそ清々しい勢いで地に堕ちてました。

偏差値ってそんなコロコロ変わるもんじゃないと思ってたよ、ママは…。

 

ところで今回の模試には何の説明もなく

【PRE志望校選定テスト】というサブタイトルがついており、

MY NICHINOKENをのぞくと、これもまた何の断りもなく

【志望校選定グラフ】というページができていました。

 

「アナタの成績ならこの辺の学校がいんじゃね」

と適当に見繕ってくれた(?)学校群の他に、

自分で学校情報のページの選択リストに入れていた学校についても

「今年の結果R4~合格者最低偏差値の幅&そこに落としこんだ自分の立ち位置」が

一目で分かるグラフが表示されています。

うーん。いきなり現実を突きつけられたぞ(;・∀・)

 

そのグラフには更に「上昇レンジ」「下降レンジ」という項目がありまして、

■上昇レンジ…あなたの真の実力を示したもの

■下降レンジ…合格をより確実にするためのサジェスト

という超ざっくりした説明がついてます。

(※文言は少し変えてあります)

で、上昇レンジの方の幅がえっらい広いんですね。

 

これを見て一瞬

「ヤダうちの子、めちゃくちゃ伸びしろある!見込みある!!

って評価されてるー?♡」

といい夢見させていただきましたが、諸先輩方のブログを回遊して

【正答率の高い問題を落とすと上昇レンジの幅が広くなる】

ということを知りました。

(はい、今回、正答率80%超えの問題とかもポロポロ落としています)

 

同じ失点でも、その理由がケアレスなのか全く理解してない為なのかで

けっこう話は変わってくると思うけど、日能研

「どちらも伸びしろの質(攻略しやすさ)としては同じ」

という認識なのか。なんか釈然としない気も。

そもそもこのグラフの捉え方を間違えているのかな?私。

今度ちゃんと先生に訊いてみること。

 

ごく個人的な理想の学校

なたねが学校の宿題で枕草子の冒頭部分を音読していたときのこと。

「ママそれ見なくても言えるよ」と唱和したら「なんで!?ママすごい!!」と、えらい尊敬されました(笑)

 

私の通っていた中学はやたらと暗記暗唱をさせるところで、国語では古典名作50選の冒頭部分、社会では日本国憲法前文の暗唱テストがありました。

当時は「なんじゃこりゃ」と思いながらやってましたが、今思うとなかなか味わい深いミッションだったな。

何十年も経った今でも、朝起きたときにふと「はるはあけぼの」とか「ふゆはつとめて」とか何となく呟いたり。

ぼーっと歩きながら「いずれのおおんときにか  にょーごこーいあまたさぶらいたまいけるなかに  いとやんごとなききわにはあらぬが  すぐれてときめきたもうありけり」と、頭に思い浮かべていたりします。

子供のときに覚えたことって忘れないんですね。

 

なたねの中学受験を考え始めて以来、多くの学校を見学しましたが、無意識のうちに「自分の母校に似た学校」を探し求めていることに気づきました。

 

・学校全体に教養主義的な雰囲気あり。

・受験に向けてゴリゴリに勉強させたりはしないし校内順位も一切出ない。

・でも結果として高学力の生徒が多く育つ。

・塾いらず。先生方は質問にはどこまでも付き合ってくれる。

・趣味に走った授業(面白い)をする先生多し。

・体験型の授業、前衛的実験的な授業多し。

(毎年冬には漬物用の大根が自転車置場に干されていたし、カエルの解剖は1人1匹だったり、しかもカエルは各自捕まえてくる(!)決まりだったり)

・何代にもわたってこの学校に子供を通わせる家庭多し。

・比較的裕福な家庭が多かったと思うけど学校生活自体は質素。

・母校愛が強く、卒業後の結束も固い。

 

そのものズバリな学校は見つけられていませんが、雰囲気というかテイストというかが似てると感じた学校はいくつかあります。

なたねにも多分、合う気がしています。

ちなみにものすごい難関校という訳でもありません。

 

ただ…時代も地域も全然違うからなあ。

偏差値だの大学受験をめぐる状況だのを無視して、完全にこっち方面に舵を切ってしまってよいのかは、悩むところです。

 

カゲロウデイズにお願い。

日能研では5年後期に歴史の授業が始まります。

実は塾で歴史が始まる前に断片的な知識でも頭に入ってるといいかなと思い、

先走ってなたねが3年のときに歴史マンガを全巻購入していたのですが。

 

…ダメでした。

なたね、届いた日にチラ見した後は全く手を伸ばしませんでした。

 

でもですねー、これはなたねに文句言えない。ってか気持ち分かる。

いわゆる歴史マンガって、

巻によって絵柄が変わるのがそもそもちょっとアレだし、

おっさんの週刊誌に載っている劇画風だったり

いまいち華やかさに欠ける絵柄が多いんですよね。

ちはやふるとか12歳とかのキラッキラした絵柄のマンガに慣れている女子は

そりゃ食いつき悪くなるだろうなと思います。

 

あー、大和和紀大先生にリライトしていただきたい。

平安大正明治時代だけでも!

 

 

なんかないかなあ~とAmazonをさまよっていたところ、

良さげな本を見つけました。 

 

「カゲロウデイズ」で中学歴史が面白いほどわかる本

「カゲロウデイズ」で中学歴史が面白いほどわかる本

 

 

これは絵的に許せる!

中学生向けなので中受では扱わない範囲も入っている一方で

たった1冊で古代文明から現代まで飛ぶので超ダイジェストではありますが

とりあえずの興味をひくには充分です。

予想通り、今度はなたねもがっつり食いついてきたので、

調子に乗っていろいろ購入。

「カゲロウデイズ」で中学地理が面白いほどわかる本

「カゲロウデイズ」で日本文化史が面白いほどわかる本

 

なたねは少しませてるというかしれっとした感じの子なので、

ガチで子供向けのいわゆる【学習マンガ】よりは、

「登場人物が内輪ウケしてるシーンとか

ちょっと何言ってるか分かりませんな所もあるけど、

文脈で強引に読んでいくとトータルでは何となく分かる」

みたいな本の方が、むしろいいのかも?

カゲロウデイズの皆さま、どうか娘を導いてやってくださーい。

別にマンガに多くを期待している訳じゃないけど、

(私自身は「自分、持ってる知識の8割方はマンガ由来なんじゃね?」と思ってますがね…)

せっかくだから楽しんで、ついでに少しでも「社会面白い」と

思ってくれればいいな。

 

普連土学園ふたたび

■訪問時期…2019年春

■訪問者…なたね・夫・私

■どんな催し…学校説明会&見学会

 

昨年のバザーに続き2回目の訪問。やはりとても素敵な学校と思いました。

 

説明会で印象に残ったことのメモ:

■2018年から「お弁当注文システム」開始。

クレジット登録して、2週間前~当日9時までのネット予約でOK。日替り480円。

■書いて発信するプログラムが多い。

小論文科という独立した科目に教員8名を配置。

これが国語の代わりに小論文を課す慶應大学文系学部の合格者数に寄与している。

■FLL世界大会

おととしデンマーク、今年トルコの全国大会に出場。

■日本のミッションスクールについて

ローマカトリック
聖公会
メソジスト
ルター派
美普
改革派
長老派
会衆派(組合派)
バプテスト
フレンド派(クエーカー)

上にいくほど「落ち着き・規律正しい」、

下にいくほど「自由・自律」。

普連土学園はフレンド派に属し、いわゆる宗教色は薄い。

(実際、校内にはキリスト教のアイコン的なものは何も無かったです)

 

なたねはここの図書館をとても気に入っていました。

小さめですが生徒主体で運営している感がすごくあって、確かに素敵です。

一度に借りられる冊数について

「○冊ですが、たくさん借りたい人は申し出てくれれば対応します。」

と柔軟な対応をしてくださる様子なのも◎。本好きな生徒さんが多いのかな?

何となく、この学校で図書委員の活動に励むなたねを妄想してしまいました。

せっせと書棚や図書カードの整理とかをしていて、

「遅くなっちゃったね~」とお友達と外に出ると

夕暮れ時の空にそびえる東京タワー…みたいな(・∀・)

  

 

受験の機会が2月1日午前午後・2日午後・4日午前と多いのもありがたいです。

我が家では引き続きウォッチリストに入れたいと思います!