なたねのはてな natane2021’s diary

2021年中学受験、するのかしないのか?今ひとつ気持ちが定まらない親子ですが、4年後期から日能研に通い始めました。

なたね、九九が完璧じゃない疑惑。

「わり算はかけ算の裏返しだし、

かけ算わり算が完璧じゃないと分数も最小公倍数も

最大公約数もいまいちになるよ。

だから九九は完璧にしようね。

もう脳みそ通さずに脊髄反射で言えるようにね!」

 

と、口をすっぱくして注意していたものの、

声掛けだけではやはりダメだったようです…。

 

日能研の算数では新5年になって以降、ひたすら分数をやっているのですが、

そう言えば最近

「宿題丸付けして~」

と言わなくなったなあ…と思ってちらっとノートを見ると

与式の次にいきなり答えが書かれてるではないですか。

1問1行。超省スペース。

 

いやいや、これらの問題、

①通分して

②計算して

③約分して

④仮分数は帯分数に直して

って結構な手間がかかる筈ですけども。

帯分数同士の引き算の中には、引かれる数の方で整数をいっこばらして

分子を大きくしないと計算できない問題もありますよ?

今のアナタがこれらを暗算で解けるとは、とても思えないですよ?

  

なたねに

「正 直 に お 言 い な さ い な (^^)」

とソフトに(爆)詰め寄ってみましたが、

「答えは絶対に写してない」

「途中の計算は脇の方にちょこちょこ書いて、後で消した」

「先生も暗算できるところはしなさいって言ってた」

と申します。

まあ確かに、大抵はリビングで家族の目の前で宿題しているからなあ。

答えを写したりは物理的にできないか。

でもでも、どう考えてもおかしいでしょー。

 

「途中式は消さなくていい。ってか、消しちゃダメ。

採点する人に『この子はどういう風に考えたのかな?』ってことを

読み取ってもらえなくなるよ。

もう一度、すっごく丁寧に、宿題やり直してごらん」

とブーブー文句たれのなたねに言って計算させたら、

なんと分数の通分をする(=最小公倍数を探す)ために、

いちいち分母の数のすだれ算をしていたことが判明しました⤵

衝撃です。あー、それは途中式として書きようがないし、

消したくなる筈だわ。

 

「そんなんいちいちやってたら日が暮れるわ!

分母10と45の通分だったら、45の方を2倍3倍してってごらん。

はい、とりあえず45の2倍は?」

「90」

「90は10の倍数かそうでないか?」

「倍数」

「じゃあ通分は分母90でいいじゃん。それ以上悩まなくていい。

最小公倍数を探すときは大きい数基準で探す方が、

候補が少なくなるから見つけやすいよ」

 

 

一応、これらの言葉はなたねに刺さったようで、

その後は黙々と宿題のやり直しをしていましたが。

何と言うか、なたねは、

【手間を省くところと丁寧にやるところ】の

緩急のつけ方がちょっと変なんですよね…。

 

次の育成テストまでに分数(というか九九)仕上げてね。>なたね