大学附属校というもの②
(※2019/03/06にメッセージをくださった「ななママ」さん、ありがとうございました!うれしいです♡)
と言うか大学附属校に限らず、
要は中高の前後どちらか(または両方)に学校がくっついている系の話です。
この手の学校については
「外部生と内部生はうまくなじめるのか?派閥とかできてたり、
内部生が幅をきかせていて中入は最後まで傍流なのではないか?」
と心配な気持ちをいだく親御さんも多いのではと思いますし、
インターエデュ等の受験ポータルサイトでも
「入学してすぐに内部生のお友達もできて、
毎日とっても楽しそうにしています!入ってしまえば、
誰が内部で誰が外部なんて分かりませんよ」
的な意見と
「いやいや、やはり見えない壁やヒエラルキーはあります」
系の意見、両方が散見されます。
私は幼稚園から中学まである学校に中学だけ
幼稚園から大学院まである学校に大学だけ通ったので
「バリバリの外部生」の立場を2回経験しているのですが、
当時の記憶を振り返ると、こんな感じだったかなと。↓
■下からあがってくる子達は基本的にお育ちが良く、性格もピュアで優しい。
■なので外部生に積極的に関わろうとしてくれるし、仲良くなろうとしてくれる。
■とは言え、やはり内部生だけの世界というものはある。
これは大人になっても、いくつになっても、多分死ぬまで、
非常に濃密な世界である。
■でも外部生がそれで卑屈になるかというと、別にそんなことはない。
内部生は何しろお育ちが良く性格も良いので
自分達だけの世界を敢えて見せつけたりはせず、
とにかく自然体なので嫌味がないし、
外部生は外部生で「自分は途中からjoinした身である」という自覚があるので、
内部生だけの世界に切りこもうという考えはそもそも持たないから。
■成育歴や経済面での格差的なものは正直、あったと思う。
でも子供同士はその辺はあまり頓着せず、気が合えば普通に仲良くなる。
■あと外部生はやはり殆どの場合、学力的には優位に立つので、
その点で内部生も素直に一目置いてくれていたと思う。
ちなみに附属校に外部生として入る場合、学力の他に
以下のどちらかを資質として持っていると幸せになれるかもしれません。
(1)適度なミーハー心
「今ここでは何がINで何がOUTか」を的確に見抜き、
息するように自然に自分の中に取り入れることができる。
(2)適度な鈍感力
周りがどうでも気にせず我が道を行き、手前勝手に生きて平然平気元気。
何なら無自覚のうちに新たなムーブメントも作ってしまう。
(でも考えてみたら「このどちらかがあればいけそう」というのは附属校に限らず、どんなコミュニティでもそうかも?)
なたねはどうだろう。
持っているとしたら(2)かなあ。あまりひとのこと気にしないんですよね。
まあ、
「この手の学校にうっかり入っちゃったとしても何とかなるんじゃね?」
という気はします。
ママはいけすかない保護者がいっぱいいそうな学校はキライだけどね!(爆)