三田国際学園
(※三田国際については少し前に考えがまとまらないまま記事をアップして、その後非公開にしていました。
手直ししていたらどんどん変わってもはや原形をとどめなくなったので新規で投稿します。)
■訪問時期…2019年初夏
■訪問者…なたね・私
■どんな催し…学校説明会&見学会
広尾学園と同じ先生が同じ手法で改革を試み中の学校で、近年人気の高い新興共学校。
日能研の先生に勧められ、事前知識は↑程度の状態で説明会に出向きました。
最寄駅は田園都市線の用賀駅で、駅からは平坦な道を5分ほど歩けば到着します。
これはポイント高し。
そしてこの学校、正門から中庭までのアプローチがめちゃくちゃ素敵でした。
石造りの風雅な階段(入学式ではきっと桜が綺麗!)を上りきると、広い芝生を囲むように弧を描いた校舎があります。
周りに高い建物の無い住宅街なので、中庭に立って空を見上げるとスコーンと抜けた青空だけが見えて。
空が近い学校でした。
ここまでの印象が強かった反面、肝心の説明会と見学会は若干私の中で消化不良気味の感があります。
多分、この学校の様々なヨコモジの試みが、ぶっちゃけ公立優位の地方育ちおばちゃんである私にはピンと来ていないのです(´;ω;`)
「あまり学校っぽい感じじゃないなあ」という淡い感想が残りました。
ちなみに広尾学園とは意外とそんなに似ていない気がした、ということは、備忘として記しておきます。
立教女学院
■訪問時期…2019年夏
■訪問者…なたね・私
■どんな催し…生徒会による学校説明会
附属小学校から上がってくる生徒もいるし、
基本的に立教大学に推薦で進むこと前提の学校という認識だったし、
お金持ちのお嬢様が集う学校のイメージだったし、
正直、ウチなどはご縁がないかな~~と思いつつ臨んだ説明会。
結果から言うと、行ってよかったです。
最初から最後まで100%生徒さん達だけの説明会でしたが、
(先生は最後の見送り以外に本当に一度も出てこなかった)
内容がよく練られていて、進行もとてもスムーズだったことに
感心しました。
■説明会開始前に「事前アンケート」で生徒に質問したいことを募り、
会の開始時に回収~即集計して、会の後半でまとめて回答してくれた。
■(制服が無い学校なので)モデルの生徒さん4名を登壇させて
春夏秋冬の代表的な服装例を具体的に示してくれた。
ちなみに通学用の服を購入するブランドTOP3は
①EASTBOY 64% ②ラルフローレン 11% ③CONOMi 8%
だそうです。やはりそれなりに洋服代はかかりそう…。
「近年はユニクロや通販サイトの服も増えてきました」とのこと。
■「部活動他紹介」の時間にハンドベルクワイヤーの演奏がありました。
今までに聴いたどの学校の演奏よりも上手だったと思います。
(ちょっと感動でうるうるしてしまった)
もちろん、多少は「ん?」と思ったこともあります。でも全然許容範囲。
むしろ、
「ええと、アナタの中には25歳イベント会社勤務の社会人が入ってるんですかー?」
と言いたくなるようなやけにこなれた仕切りっぷりを披露してくれる
生徒さんが多い学校よりも、個人的には好感をいだきました。
ちょっとしたことなのですが印象に残ったこと。
校内案内ツアーの際に、引率の生徒さんに私が質問したことについて
たまたまその生徒さんは答えを持っていなかったようで、
でも慌てずにさらっとにこやかに
「私では分からないので、ツアー終了後に先生に訊いてみていただけますか?」
と言ってくれたんです。これ何気によいなあと思いました。
いろんな学校で生徒の校内案内ツアーに参加しましたが、
こういうときに質問者を放置して
「えっと、えっと、何だっけ?」
と生徒さん同士でワタワタしたあげく何となくうやむやになる学校も多くて、
正直、その幼さに少し残念な気持ちになるんですね。
でも立女ではそれがなかった。
「世慣れすぎず、幼すぎず、等身大の理想の中高生がいる学校」
と思いました。
なたねは行く前は浮かない顔をしていましたが
説明会の後半あたりから段々興味を持ち始めたようで、
校内案内ツアーではハリーポッター的な趣きある校舎に
目がハートになってました。わかりやすい人だ。
今回はなたねが重要視する図書館や音楽室の中が見られなかったのが残念でした。
図書館、入口から少しだけのぞいた限りではすごく素敵だったなー。
(ちなみに蔵書数も約75,000冊とかなり立派な部類)
「マーガレット祭では図書委員会が古本市を開きます」
という案内を聞いたなたねから
「文化祭でまたここに来たい」
との発言が!
珍しく意欲的ではないか。是非またお邪魔してみましょう>なたね
横浜雙葉
■訪問時期…2019年夏
■訪問者…なたね・夫・私
■どんな催し…オープンキャンパス
右手に横浜外国人墓地、左手に横浜十番館やえの木てい等の
【THE・横浜元町】な風光明媚な景色を楽しみながら歩くと
程なくして学校に到着です。
横浜山手の学校につきものの「坂」の苦労を、横浜雙葉なら100%回避できます。
みなとみらい線で横ふたに通う子は6年間この道を歩くのか―。
す、素敵すぎる…!
(そして繁華街等に無縁すぎる!→これは夫が大絶賛(^^;)
オープンキャンパスでは美術部・写真部・科学部・図書館等の催しに参加。
ふらっと入った写真部の「コラージュ作り」と科学部の「スライム作り」が
なたねは楽しかったみたいです。
生徒さんはものすごーく対応が丁寧で、穏やかな子達が多かったな。
元気いっぱいというよりは、やっぱりどこかおしとやかな感じ。
でもガサツななたねを拒否る空気ではなく、ふんわり受けとめてくれそうな感じ。
懐の深い学校のように思えました。
私、最近は生徒さんと自由に話せる機会には必ずあることを質問していまして。
それは
「スカート丈は普段も今日くらいの長さなんですか?
今日は学校のお手伝いだから長めにしてるの??」
という質問なのですが、横ふたの生徒さんは
「いつもこれくらいです(^^)」
と即答でした。(→夫が大絶さ(略))
持ち物についても傘は紺か黒か茶色、マフラーはそれ+グレーと色も決まっていて、
模様も格子柄以外はNGと言っていたかな?
(聞き違えていたらごめんなさい)
このような規則を「自由が無い・堅苦しい」と見る向きもあるかも知れませんが、
個人的には
「一生続く訳じゃなし、中高6年間くらい、学校内でくらい、
そういうストイックな装いもいいんじゃないかなー」
と思います。
制服にショッキングピンクのカーディガンを合わせるとか
いかに自由と言えどちょっと違うんじゃ?と引くし、
パンツ見えそうなみじっかいスカートとか、制服に化粧とか、
なたねには、それらがOKとは思ってほしくない。
大体どんなに地味にしてたところで、若い娘っこ達が醸し出す美しさは
隠しようがないのよー!!!…と、おばちゃんは思いますよ。ほんと。
ちなみに横ふたは清楚系の美人さん率が高かった気がする。ということも、
備忘として記しておきます。
ところで横浜雙葉の入試に関してはかなり気になる点があります。
募集定員100名に対して、2019年の合格者→107名
!?
過去の合格者数も(もう公式サイトからは消えてますが)
確かこんなものだった記憶です。
ここまでギリギリの人数しかとらない学校、他にないのではないでしょうか。
【本当に熱望している人が受けるし、本当に熱望している人を合格させる学校】
ということかなと思いました。
そんな覚悟がなたねにあるかというと、正直ないからなあ…。
とにかく熱っぽくない子なのです。いまだに。
鷗友学園
■訪問時期…2018年以降何度か
■訪問者…なたね・私
■どんな催し…いろいろ
「賢い子達がたくさんいるのに、雰囲気はほのぼのほんわか」
(「のに」というのは若干語弊があるかもですが)
私の中の鷗友のイメージです。
最初に訪問した学校説明会からして凄く印象的でした。
鷗友のホールはステージ奥の壁にFIX窓があるのですが、
窓の向こうには通用口に続く小道があるらしく、
説明会の間も先生や主事さんらしき人が普通にその道を歩いてるのが
丸見えだったんですよね。
多分、きっちりした学校だと「説明会の時間はこの道を通らないように」とか
指示が出るんじゃないかなと思うところです。
でも鷗友では、校長先生が今まさにお話ししているその後ろを
いろんな人が全然フツーに歩いてる。
見られてる意識もなく気抜け~な感じで、先生が!あるってる!(笑)
それを見て「なんか自然体でカワイイ学校だわー」と思ってしまい、
その印象がずっと続いています。
とにかくいつ行っても先生方や生徒さん達がニコニコ優しい。
きゃっきゃうふふって感じ。あーほのぼの。
オープンキャンパスの図書館スタンプラリーで
某仏像の手の向きが分からない(泣)と固まっていたなたねに
「よし!私が仏像になろう」と言ってポーズをとってくれたお姉さん。
あなたもめっちゃツボでした。
あなたのおかげで娘は無事に正解にたどりつけましたよ。ありがとうね。
ひとたび「好き♡」と思ってしまうと何でもよく見えるもので、
公立みたいなシンプルな校舎も好ましいし、見学等でお見かけする
他のご家庭の雰囲気(ごくごく普通のまっとうなご家庭という感じ)も好ましい。
小ネタとしては、鷗友は学年毎にカラーが定められており
(6色あって、卒業学年のカラーを次の新入生が引き継ぐ仕組み)
2021年入学学年のカラーは【青】になることが分かっています。
青!なたねの一番好きな色ではないですかー。
「ちょっとちょっと、これはもう運命じゃない?」
となたねに振ってもバカジャネーノ的な冷たい視線が返るのですが
めげずに「なたね、この学校どう?好き?」と訊くと
仏頂面で一言「うん」だって。
あー、これは結構意識してるな。このツンデレ娘。
偏差値ぜんっぜん足りてないんで、もしここがいいなら
もっとお勉強頑張りなね~>なたね
5年第6回 全国公開模試
「オレ天才だし!次も楽勝だし!」
と思って更に手を抜いたんですかね、あほですねえ。
一瞬で、いっそ清々しい勢いで地に堕ちてました。
偏差値ってそんなコロコロ変わるもんじゃないと思ってたよ、ママは…。
ところで今回の模試には何の説明もなく
【PRE志望校選定テスト】というサブタイトルがついており、
MY NICHINOKENをのぞくと、これもまた何の断りもなく
【志望校選定グラフ】というページができていました。
「アナタの成績ならこの辺の学校がいんじゃね」
と適当に見繕ってくれた(?)学校群の他に、
自分で学校情報のページの選択リストに入れていた学校についても
「今年の結果R4~合格者最低偏差値の幅&そこに落としこんだ自分の立ち位置」が
一目で分かるグラフが表示されています。
うーん。いきなり現実を突きつけられたぞ(;・∀・)
そのグラフには更に「上昇レンジ」「下降レンジ」という項目がありまして、
■上昇レンジ…あなたの真の実力を示したもの
■下降レンジ…合格をより確実にするためのサジェスト
という超ざっくりした説明がついてます。
(※文言は少し変えてあります)
で、上昇レンジの方の幅がえっらい広いんですね。
これを見て一瞬
「ヤダうちの子、めちゃくちゃ伸びしろある!見込みある!!
って評価されてるー?♡」
といい夢見させていただきましたが、諸先輩方のブログを回遊して
【正答率の高い問題を落とすと上昇レンジの幅が広くなる】
ということを知りました。
(はい、今回、正答率80%超えの問題とかもポロポロ落としています)
同じ失点でも、その理由がケアレスなのか全く理解してない為なのかで
けっこう話は変わってくると思うけど、日能研は
「どちらも伸びしろの質(攻略しやすさ)としては同じ」
という認識なのか。なんか釈然としない気も。
そもそもこのグラフの捉え方を間違えているのかな?私。
今度ちゃんと先生に訊いてみること。